9月13日から、1週間かけて前期実技の仕上げに入っています。「食肉処理」、「精肉商品づくり」、「加工品製造」の3つのコースからの選択です。学生は、将来の進路や、得意分野の磨き上げなどを考えてコースを選択しています。
総合養成科の前期コースの学生は、この1週間で今までの職業訓練の総復習をして派遣元に戻ります。1年コースの学生は、ここで準備トレーニングをして校外実習に突入します。
食肉処理コースの下田(淳)君 同コースの長沼君(小さくてゴメン)
精肉商品づくりコースの松本君 同コースの小笠原君(左)と竹内君
(写真撮影の一瞬だけ、マスクをはずしました。)
加工品製造コースの永友君 同コースの中村君(左)と倉持君
同コースの佐々木(良)君
8月下旬から、輸入牛肉の商品作りにチャレンジしています。まず、オーストラリアの牛肉産業の概況を、次にオーストラリア産牛肉(部分肉)の基本部位の規格を頭に入れ、そして部分肉からの精肉づくりの実技とハードな日程でカリキュラムを進めています。
8月30日には、MLA豪州食肉家畜生産者事業団のメラニー・ブロック駐日代表による特別授業や校外講師のMLA北野講師のオージービーフ流通概論もあり、グレインフェッド牛肉とグラスフェッド牛肉の食べ比べを体験。また、オーストラリア放送協会(Australian Broadcasting Corpration)の取材も入り、9月上旬には、オーストラリアで本校が紹介されます。
こうして学生は、国産牛肉・輸入牛肉の特徴を腕と舌で感じ取りつつあります。