上毛にも、ようやく春の気配が感じられ、校庭の白梅が満開です。
そうした中、今年度最後のセミナー「食肉関係 新人社員研修」を3月19日から学生寮に宿泊して23日まで実施しています。
複数の食肉関連会社の新人社員を対象とした食肉の基礎知識と実技をとおした技術を学ぶセミナーとして組み込みました。関東近郊から9社16名参加の濃厚密着型、夜間講義ありの基礎セミナーです。
業界人としての役割を考えるなど根っ子の軸足から学び、豚枝肉処理・精肉技法といった基礎技術、原価計算、食肉関連法規など勘所をきちんと押さえるカルキュラム。また、寮生活は、同業他社の情報交換の場にもなっています。
研修生にとっては、きついけれど充実した1週間が始まっています。
全国で77名(24年3月現在)の豚部分肉マイスターが、各地の産地食肉センター等で、部分肉製造技術のライン長や部門長の中核的技術指導者として活躍しています。
3月8日~9日、本校実習室にて、平成20~21年度豚マイスター資格取得者を対象としたフォローアップ研修会を開催しました。
キーワードは、マイスターの原点に立ち返って“技術指導の仕方を見つめなおす”。
3~4人の班別で、指導役←→教わり役の役割を演じて、自分の部分肉製造技術の指導の良いところ・不十分なところを相互チェックするカリキュラムです。緊張感の中で、スペックの違いや自社OJTの悩みなどの議論を交えた有意義な研修会になりました。
3月4日(日)から5日(月)にかけて、総合養成科第38期生(平成14年度)の同窓会を、本校にて開催しました。
前日卒業式を終え、ちょっと寂しい校内でしたが、38期生8名が本校を訪ねていただき、俄然、活気が湧いてきました。東京近郊で同窓会をやるよりも、思い出深い学校のけやき寮に泊まって、昔を、今を、そして未来を多いに語り合おうという趣旨です。
同窓の本校講師田中先生もそのメンバー。古澤先生や当時の内田寮監の参加もあり、とても楽しい時間を過ごしました。
写真は、その際いただいた三畜の貴重な置物(オーダーメイド)です。
職員室に飾って大事にします。ありがとうございました。
このブログを見た本校OBの方々、どうぞ本校宿泊タイプでの同窓会開催大歓迎です。
2月末日のなごり雪から一転、うららかな春の足音を感じる上州の3月1日。
前橋市郊外にあるJA全農群馬の農協ビルで総合養成科47期生の卒業記念発表会を行いました。
学校で学んだこと、印象深かった授業のこと、寮生活で得たこと、そして就職後の夢など各人のテーマの中でのスピーチでした。校外実習先、そして家族の参観もあり、総勢18名は、緊張感のなかで楽しく、充実した発表会となりました。
○47期生卒業式
3月2日。涙雨の中、総合養成科の卒業式を挙行。
学生就職先の代表者の方々、卒業生派遣元の方々、そして国、県をはじめとする行政関係者の方々等多くの来賓の参加をいただき、厳粛でかつアットホームな卒業式となりました。
卒業生18名は、FMA47 (フォーティーセブン)の同期として、家業を継ぐための修行など畜産関係社会人として新たなスタートとなります。
卒業生の皆さま、ご卒業おめでとうございました。
この畜産業界の中で、また、お会いできる日を、本校役職員一同楽しみにしております。