第5回目(2月21日)は、いよいよ実践実技講座の最終日です。
「行列のできるメンチカツ」で有名なサトウ食品株式会社 専務取締役 佐藤伸一氏に『専門小売店の牛枝肉処理と販売促進法』を講義していただきました。
牛枝肉の評価ポイントや専門店ならではのカット技術、用途に合わせた小売商品づくりのノウハウをご教授いただきました。
仕事・現場の楽しさと厳しさ、消費者の方へ「食」を提供する販売者としての責任や役割を実体験からご指導いただきました。
国産牛を教材に評価のポイントを解説 芸能人さながらの写真攻め
学生も実践実技講座を終了し、いよいよ 卒業に向けあと1週間
卒業目前の本講座で将来の目標や自分の進むべき道もしっかり見えてきたことでしょう。
あとは、24日の感謝祭、28日の卒業記念発表会、そして29日の卒業式・・・残り少ない日々を仲間と共にがんばろう!!
第4回目(2月20日)の実践実技講座は、株式会社弘 代表取締役 西田哲也氏に『焼肉店の開業から商品づくりと経営管理』について講義していただきました。
西田講師も平成2年度食肉店舗科(現在の食肉販売科)第1期卒業生です。
現在、京都で焼肉店を4店舗経営するとともに焼肉業界、食肉業界の人材育成などにもご尽力されています。
授業では、焼肉店の開業から現在までの経緯、「京の焼肉処弘」ならではの国産牛肉フルセットからの商品づくりや焼肉店の経営管理のノウハウを実体験から丁寧に教えていただきました。
パワーポイントを利用しての講義 商品づくり~盛り付け提案まで
講師の一つ一つの技をデジカメでしっかり記録 立ち見も出る大盛況?
近年、一環経営を目指す牛・豚生産農家の学生も多く、将来は焼肉店の開業を夢見る者もいます。
先輩でもあり、起業者として成功されている西田様の姿は、学生にとって本当に「すばらしい★お手本」です。
第3回目(2月18日)の実践実技講座は、株式会社人形町今半の志賀洋一氏が講師でした。
「食肉専門店の販売促進技法」として牛かたロースからの商品づくりと接客マナーについて講義していただきました。
志賀講師は、本校の総合養成科第33期(平成9年)卒業生です。
老舗の人形町今半で、卒業後10年間勤務した先輩の高い技術に学生もうっとり?
将来の自分を夢描いた学生も多いことでしょう。
講師の手からは美しいスライスが・・・
挑戦してはみるものの・・・まだまだ練習が必要かも
ホワイトボードの板書も心に響きました。志賀様ありがとうごさいました。
1.約束は必ず守ること
2.親しくなっても礼儀を忘れないこと
3.言い訳は決してしないこと
4.お客様の前、他業者の悪口は言わないこと
5.お客様の手落ちをせめないこと
6.分からないことは即答せず後日返事
卒業生が教壇に立つ姿は、頼もしい限りです。
この中にも将来の講師候補がいるかも・・・
2月14日から総合養成科の実践実技講座が始まりました。
21日まで5回、5名の食肉のプロが教壇に立ち、学生に実技や経営学を教えます。
第1回目(14日)は、肉匠もりやす 代表取締役の森安常義氏による『牛肉商品づくり』で、商品づくりと経営を学びました。
牛かた部位からの商品づくりを学生も真剣に受講していました。
長年、学生への非常勤講師をしていただいている森安様、流石です。
第2回目(15日)は、紀ノ国屋フードセンター 営業部長 中川昇氏による『量販店食肉部門の商品づくり』でした。
豚半丸枝肉からの商品づくりと牛しんたま部位からの商品づくりを学びました。
講師の熱心な講義、そしてプロの技
牛脂の薔薇 すばらしーい(^o^)/
現場で活躍するプロの技を間近で見ることで、学生たちに良い学習となりました。
2月14日に今年度発足した「教育指定店研究会」の第2回研究会を開催し、会員から8名、オブザーバー2名、本校6名が参加しました。
はじめに本校からの平成19年度校外実習について青木教務課長が報告し、その後教育指導のあり方について専門家による研修を受けました。
「企業における教育指導のあり方と教育指導員の役割について」
群馬中央総合研究所 所長 三谷 徹男 氏
まず、経営組織の構造を理解し、戦略的な能力開発を進める。そのためには、問題解決能力を育てることが重要。
教育指導の実際として、訓練予定表、作業分解シート等の作成がポイントであるという。
「モデル企業 事例紹介」 スターゼン株式会社 総務統括部
人材開発室長 五嶋 祐二 氏
スターゼン研修(当日本校にて開催中)の見学
職能段階に応じた具体的研修内容について、説明された。
参加者からは、「良い研修であった」「即、実践できる内容であった」「非常に参考になった」等の意見をいただきました。
次年度も会員を対象に、教育指導の参考となる研修会を計画しています。
2月3日から8日の間、オーストラリア食肉研修が実施されました。
出発日は、今年初めての大雪で高速道路もストップするなどのアクシデントもありましたが、居残り組み4名に見送られ、学生19名引率2名の計21名が、オーストラリアの生産から処理・加工、流通(輸出)にいたる食肉の最新情報を学習に出発しました。
1日目 昼食後学校を出発、一般道で成田空港へ
成田空港21:30 オーストラリアへ出発
雪景色の中出発!! 見送り学生と雪だるま
2日目 トゥーンバ マクワリ和牛牧場
豪州産和牛肥育の視察
広大な敷地に放牧 熱心に聴く学生(空には暗雲が・・・)
3日目 グランザム スタンブローク・ビーフ社
日本向け加工工場視察、市場調査
スタンブローク社 肉と格闘中・・・・・あーあー噛み付いちゃった
4日目 ゴールドコースト テンダープラス社
ポーションカット工場と羊肉の視察
羊肉の枝肉冷蔵庫
そろそろお疲れの人? まだまだ元気な人?
5日目 シドニー MLA
MLAオフィスにてプレゼンテーション
訪問前に昼食 豪州畜産事情解説 れんが屋にて焼肉
6日目 シドニー10:25出発
成田空港18:30到着
出発前は大雪、オーストラリアでは豪雨でしたが、全員無事に帰国しました。
短い日程の中、生産→処理・加工→流通の全てを視察し、学生には実りある研修となりました。
また、異国の風土や文化に触れることで、改めて日本を見つめなおす良い機会になったことでしょう。
・・・帰国の翌日も関東地方は大雪でした。
恒例の『卒業記念感謝祭』が2月24日(日)10:30より本校を会場に開催されます。
総合養成科の学生が1年間学習した集大成として、精肉、食肉加工品や惣菜などをほぼ原価で販売いたします。
毎年早朝から多くのお客様が来場するため、8:30より整理券を配布します。
例年10:30から1時間半程度で完売しております。
どうぞご来場いただき、学生達の勇姿をご覧ください。
おいしいモツ煮もあります!
ご案内チラシ(PDF形式)
接客も学習しました 超ー安い!
今日は、恒例の「お誕生会」がありました。
今回は、2月29日に卒業するため、2月と3月のお誕生日の人を学生・役職員でお祝いしました。
特別メニューは、手巻き寿司、おいなりさん、おでん、鷄から揚げのバイキングと食堂のおばちゃん特製の特大ケーキでした。
1月29日30日の2日間、本校実習棟において全国食肉事業協同組合連合会主催の「第2回食肉加工製造技術研修会」が開催されました。
全肉連会員の講師・参加者総勢12名様が参加されました。
参加者には、本校の第5期卒業生の岩井さん(群馬県下仁田町)もいらっしゃいました。